社員インタビューInterview

ソムリエ/H.Yさん

2022年5月中途入社

H.Yさん

ソムリエ

膨大なワインリストと、なかなか扱う機会のないワインが入社の決め手に

一度、自分でバーを開業したのですが、新型コロナウイルス感染症の流行の影響により閉店を決め、再びソムリエとして勤務したいと考えていた時に本家 たん熊に出会いました。
これまではホテルやフレンチ、イタリアンの店で勤務していましたので、和食の経験はありませんでした。ホテルに勤務していたときも隣で見ていて全然空気が違うなと思っていたので、最初は乗り気ではありませんでした。
しかしワインリストを見せていただくと、著名なワインから希少なワイン、自分が知らなかった未知のワインなども載った膨大なものになっていました。またチャンバーやワインセラーなどの設備も充実していて、これほどいい環境で質の高いワインたちを扱えるチャンスはなかなかないと思い、入社を決めました。

ワインはもちろん、ドリンク全てに責任を持つ

現在は希望してアルバイトとして働いていますので、出勤は16時から。予約の内容に準じてグラスの選定を行い、時間が余れば在庫の確認やホールの仲居さんのお手伝い、ワインのテイスティングなどを行います。
17時に営業がスタートしたあとはお客様のお迎えや接客対応などを行っています。
ソムリエはワインはもちろん、日本酒や焼酎、お酒以外も含めて提供するドリンク全般に責任を持ちます。常連のお客様であればこれまでの来店履歴などからドリンクを考えますし、何気ない会話の中からおすすめのドリンクをご提案したりもします。

美味しいお酒をさらに引き立てる「タイミング」

特に注意しているのはタイミングです。もちろんお客様が来店する前からこの料理にはこのドリンク、というのをシミュレーションして臨みます。
しかしどんなお酒も、出てくるタイミングが悪いと全てが台無しになってしまいます。逆に「いいタイミングで出てきたな」となると美味しさも倍増すると考えています。お客様のお酒を飲むペースなどを見ながら、お客様が欲しいと思ったタイミングでお出しできるように、全てのお客様に目を光らせています。

シミュレーションがソムリエとしての力量を引き上げる

本家 たん熊ではコース料理の提供になるので、1皿につき1種類のお酒をお出ししています。ワインには高額なものもあるので、ソムリエの上級資格を持つ若主人ともよく相談しながら提供するお酒を決めています。
料理メニューや来店履歴から提供するお酒のプランを組み立てて、それがお客様の好みとマッチしたときはうれしいですし、ほっとしますね。
本家 たん熊では閉店の22:00には片づけを終えて退勤するのですが、帰りに「今日はもっと違うタイミングでお酒を出せたかな」「こっちのワインの方が良かったかもしれないな」など一人反省会をしています。常にお客様を想って考え続けることが、ソムリエとしての力量を上げる方法なのかな、と思いますね。

より信頼されるソムリエになるために、日々勉強

本家 たん熊では海外のワインと日本のワインで2つのリストを持っています。普通のお店ではなかなかお目にかかれない希少なワインも多いので、ワインについてさらに知識を深めたいという方には素晴らしい環境だと思います。
私自身もこれまでの経験上、日本のワインを扱うことが多かったので、自分の得意分野以外のワインについてすごく勉強になっています。その一方で、これからも日本のワインについてもっと深堀りして知識を深めていくのが目標です。
日本のワインにも高品質なものが増え、よく知られるようになってきました。しかし、まだまだ隠れたいいものがあるかもしれないと思っています。リストに載るかはさておき、そうしたワインを見つけ出して若主人と情報を共有していきたいと考えています。
ソムリエは勉強の日々です。大変なこともありますが、一緒に頑張りましょう!

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